2009年 08月 28日
モンゴルの旅 8 草原の命に合掌 その2 |
モンゴルの旅 7 草原の命に合掌 その1 の続きです。
今回解体した肉は、ありがたくもホルホグという料理になった。
アルミ缶に肉、ジャガイモ、スープ、ハーブなどを入れて、
焼いた石を加えて蒸し焼き(?)にする。
この山羊の肉のウマさといったらもうヤバイ!!!!!!!
沖縄では慶事に山羊をしめて、刺身や汁にする。
それを頂いたことがあるが、良くも悪くも山羊臭さがあった。
(ボクはもちろん『良くも』と感じるけど)
でもでもモンゴルのホルゴグの癖のない香り、肉の柔らかさといったらもう・・・。
⇒さっきまでメエメエ鳴いていた山羊に、香りや味などというのも申し訳ない話だ。
蒸し焼きに使った石。(矢印)
この石は料理後も暖かい(熱い?)。
これを握るとカラダが温まり、病気にならないといわれている。
ちなみに・・・。
山羊をしめるときは、お祈りなどは一切なかった。
至って淡々と“作業”は進められた。
聞けば、馬もしめて食べるという。
ボクは20代の前半に、アメリカの牧場で働いたことがあった。
カウボーイたちに
「日本人は生の魚を食べるんだってな~!」
とからかわれたときに、
「もちろんだよ、うまいんだぞ~!
あ、バサシといって、馬肉も生で食べるんだぞ~!」
といって、総スカンを食ったことがある。
(マジで、シャレにならなかった・・・)
白人の歴史を知らなかった・・・。
モンゴルでは、馬は草原を駆ける手段として、特別なものではあるけれど、
家畜という意味では他と対等のようだ。
そして・・・。
人が亡くなったら、草原にそっとさらす。
鳥がついばみ、天に帰り、
微生物に分解され、土に帰っていくのだとか。
草原では、人も家畜も、同じくして巡り巡る。
昼間のそんな会話を思いつつ、ボクは山羊に感謝しつつ、
その肉を骨の髄まで吸い、味わった。
今回解体した肉は、ありがたくもホルホグという料理になった。
アルミ缶に肉、ジャガイモ、スープ、ハーブなどを入れて、
焼いた石を加えて蒸し焼き(?)にする。
この山羊の肉のウマさといったらもうヤバイ!!!!!!!
沖縄では慶事に山羊をしめて、刺身や汁にする。
それを頂いたことがあるが、良くも悪くも山羊臭さがあった。
(ボクはもちろん『良くも』と感じるけど)
でもでもモンゴルのホルゴグの癖のない香り、肉の柔らかさといったらもう・・・。
⇒さっきまでメエメエ鳴いていた山羊に、香りや味などというのも申し訳ない話だ。
この石は料理後も暖かい(熱い?)。
これを握るとカラダが温まり、病気にならないといわれている。
ちなみに・・・。
山羊をしめるときは、お祈りなどは一切なかった。
至って淡々と“作業”は進められた。
聞けば、馬もしめて食べるという。
ボクは20代の前半に、アメリカの牧場で働いたことがあった。
カウボーイたちに
「日本人は生の魚を食べるんだってな~!」
とからかわれたときに、
「もちろんだよ、うまいんだぞ~!
あ、バサシといって、馬肉も生で食べるんだぞ~!」
といって、総スカンを食ったことがある。
(マジで、シャレにならなかった・・・)
白人の歴史を知らなかった・・・。
モンゴルでは、馬は草原を駆ける手段として、特別なものではあるけれど、
家畜という意味では他と対等のようだ。
そして・・・。
人が亡くなったら、草原にそっとさらす。
鳥がついばみ、天に帰り、
微生物に分解され、土に帰っていくのだとか。
草原では、人も家畜も、同じくして巡り巡る。
昼間のそんな会話を思いつつ、ボクは山羊に感謝しつつ、
その肉を骨の髄まで吸い、味わった。
by yamaniwa
| 2009-08-28 12:08